去る10月25日（木）、快晴の秋空の下、これまで最高の13校同窓会43名（うち女性16名）の参加を得て開催されました。今回のミニハイクは、10月6日閉鎖となった東京中央卸売市場（場内市場）に思いをよせ、築地・明石町を舞台として企画し、この地域に数多く残る文明開化の歴史文化財を訪ね歩きました。

11時半に築地本願寺正門で集合後、「江戸銀」本店に移動して、まずは昼食交流会を開催しました。望月会長のご挨拶の後、秋山さん（秋田高）の幹杯でミニ宴会が始まりました。高校別の参加者紹介やら、山形さん（秋田工）の秋田民謡の披露やらで、90分余り歓談し親睦を深めました。                                           　　　　　　　　　　　　

その後、ボランティアガイドさんと市場橋公園で合流後、３班に分かれて、以下の行程で3時間余りの歴史散歩をしました。　　　　　　
東京盲学校発祥の地→海軍軍医学校・海軍兵学寮跡（国立がんセンター）→新喜楽　（芥川賞・直木賞選考の料亭、かつて大隈重信の屋敷跡）→築地本願寺→芥川龍之介生誕の地・浅野内匠頭邸跡→トイスラー記念館→蘭学事始・慶応義塾発祥の地→ヘンリーフォールズ住宅跡→聖路加ガーデン・アメリカ公使館→運上所・電信操業の地跡→隅田川テラス→勝どき橋→軍艦製錬所跡・築地ホテル館→波除稲荷神社（解散）

秋田蘭学の祖・小野田直武（角館出身）が、洋画の師・平賀源内の紹介で、「蘭学事始」の作者杉田玄白の「解体新書」の挿絵を描いていたことなど、身近にあって知らなかった歴史に触れるきっかけにもなりました。

ご参加頂いた皆さま、本当にお疲れ様でした。　　　　　

根市知宏（秋高連副会長/花輪高）記